アプリの機能を生かした新たなコンテンツにも挑戦
ビジどこは誰にでも公開しているアプリなので、もちろん他社の営業にも見られてしまうが、他社ユーザーにもリーチできる。DPSではApp StoreやGoogle Playを通じてアプリを提供できるので、さらに広くワールドワイドにも配信することが可能だ。
japan jikkanのコンテンツ。アプリで高い品質のコンテンツを制作できることを伝える意図もある
その仕組みを利用して、ドコモは新たなコンテンツの配信にも乗り出した。「japan jikkan」である。テキストの作成は日本語堪能な米国人が担当しているとのことで、バイリンガルのコンテンツとなっている。今後さらなる増加が見込まれる外国人観光客はもちろん、日本人にも楽しんでもらうためのものという。
「このコンテンツは、日本の良さを再発見してもらおうという考えで制作しています。宣伝要素はほとんどなく、最後のクレジットを見て、ようやくドコモが制作したものと分かる程度にしました。“タブレットでここまで表現できる”ということを示す意図もあります」
japan jikkanはウェブでも閲覧できるが、iOS/Androidアプリではインタラクティブなコンテンツとして、さまざまな工夫が盛り込まれている。スマートデバイス活用の一つの形を示すための、ショーケースのようなコンテンツということになるのだろう。