CiscoとRed Hatは米国時間9月4日、OpenStackのクラウド環境向けに設計された統合型システム「Cisco UCS Integrated Infrastructure for Red Hat Enterprise Linux OpenStack Platform(UCSO)」を発表した。また両社はOpenStack、CiscoのApplication Centric Infrastructure (ACI)とIntercloudにおける協業関係をさらに強化する意向という。
このたびのニュースは、CiscoがUnified Communication System(UCS)を刷新し、デプロイのスケールアウトと中堅企業市場に製品ラインを拡大させることが発表される中で明かされた。
発表された新システムでは、UCSがCiscoのプラットフォームとRed HatのOpenStackやオープンソースディストリビューションを連携させる役割を果たす。同アーキテクチャには、CiscoのUCSサーバ、Nexusスイッチ、管理ソフトのUCS Directorが含まれる。またUCS Directorはコンテナサポート、Hadoopとの統合、および開発キットなどが追加された。
両社によると、プライベートクラウド用のスターターエディション、大規模プライベートクラウド用のUCSOアドバンストエディション、スケールアウト型クラウド環境向けのアドバンストACIエディションが用意される。
スターターエディションは2014年末に利用できる見通しだ。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。