iPhone版の経費精算アプリを無償提供--クラウドキャスト

ZDNet Japan Staff 2014年09月17日 10時00分

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 クラウドキャストは9月17日、クラウド形式の経費計算アプリのiPhone版と、関連するクラウドサービスを無料で提供すると発表した。企業向けには、20人以下の利用で一律月額980円の有料サービスを同日に公開した。

 また、東南アジア市場の個人向け市場への事業拡大のため、シンガポールに本社を置くIMJ Investment Partnersに対し、第三者割当増資を実施することも発表した。

 提供するアプリ名は「Staple」。SuicaやPasmoからデータを引き出し、そのまま交通費を計算できるのが特徴の1つ。SNSのようなユーザーインターフェースや画面の配色にこだわるなど、デザインをユーザー目線で考えた。

 有料で提供する「チーム版」には、ワークフロー機能を付加した。クラウドキャスト社長の星川高志氏は「100人以下の企業の90%が紙とExcelを使って経費精算をしている」との調査結果を示し、その市場に食い込む余地が存在すると話す。

チーム版のインターフェース。SNSを意識するなど従来のアプリケーションとは異なるつくりを目指した
チーム版のインターフェース。SNSを意識するなど従来のアプリケーションとは異なるつくりを目指した

 同社は、1月に経費精算アプリ「bizNote Expense」の提供を開始。法人が対象ユーザーだったが、会社全体でシステムを導入するというよりも「個人として使いたい」というフィードバックが多かった。この声に対応し、ユーザーインターフェースに改変を施し、Stapleとして発売したという。

 「米市場では、Expensifyがコンシューマー目線から次第に企業ユーザーを獲得しつつある一方、Conquerが大企業向けから次第に中小市場に下りてきている。現状ExpensifyとConquerが市場でぶつかることもあるようだ」と星川氏は米国での市場動向に触れる。クラウドキャストは、Expensifyの戦略を意識し、まずユーザーのすそ野を広げるためにアプリを無料提供する考えだ。

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