Googleは、Amazon Web Service(AWS)をパブリッククラウドサービスの首位の座から追い落とし、Microsoft Azureがハイブリッドクラウドで強大化する芽を摘むことに、本気で取り組もうとしている。GoogleはRed Hatの前最高技術責任者(CTO)Brian Stevens氏をクラウドプラットフォーム担当バイスプレジデントに招き入れ、クラウドサービスで首位に立つ意欲を示した。
公式には発表されてはいないが、LinkedInのStevens氏のプロフィールにはこの新役職名が記載されている。Stevens氏はOpenStack分野においてRed Hatのプレゼンスを上げ、コンテナ技術のDockerとの提携を導いた。
Stevens氏はGoogle Compute Engine(GCE)を、最有力のエンタープライズクラウドに育て上げる役割を担うことになる。
GCEはRed Hat Enterprise Linux(RHEL)とSUSE Linux Enterprise Server(SLES)をネイティブサポートし、CoreOS、Debian、CentOSなどのディストリビューションもサポートしている。また、GCEはRHEL同様にDockerコンテナに対応している。
Brian Stevens氏。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。