インテル、超薄型タブレットや次世代チップなどを紹介--IoTなど将来の構想も - (page 2)

Nick Heath (TechRepublic) 翻訳校正: 川村インターナショナル 編集部

2014-09-11 12:37

 Intelのワイヤレスデバイスに関する野望を実現する上で役に立つのは、「Rezence」ワイヤレス充電プラットフォームだろう。同テクノロジのデモでは、木製のテーブルの上に置かれた2in1ノートPCなどのデバイスがワイヤレスで充電された。

 テーブルの裏面には給電用のボードが設置されており、それぞれのデバイスのケース内には受電用の小型ボードが搭載されていた。

 Skaugen氏によると、ワイヤレス受電機を既存のPCやタブレットなどのデバイスに取り付けて、充電機能を追加することも可能だという。このテクノロジをワイヤレスのギガビットデータ接続と組み合わせて、ケーブルなしでスクリーンやキーボードなどの周辺機器に接続できる、完全なワイヤレスデバイスを実現することも可能である、と同氏は述べた。

 同氏は、このテクノロジがカフェのテーブルの裏面や飛行機のトレーテーブルに設置される可能性を挙げた。

 Rezenceワイヤレス充電テクノロジは2015年第1四半期に提供が開始される予定だ。Intelは、航空会社のEmiratesや化学製品メーカーのDuPont、HP、半導体メーカーのロームなど、複数の企業と提携してRezenceの開発に取り組んでいる。

ウェアラブル

 ウェアラブルについては、Intelはさまざまな企業と提携して、ヘッドホンからブレスレットまで、多様なデバイスを製造する考えだ。

 Krzanich氏は、IntelがSMS Audioと共同で製造したインイヤーヘッドホン「BioSport」のデモを行った。BioSportは装着者の心拍数などのデータを計測し、その情報を音声でユーザーの耳に伝えることができる。

 Krzanich氏はほかのウェアラブルにも言及した。IntelがOpening Ceremonyと共同で製造したブレスレットだ。このブレスレットは、携帯電話に接続して、SMSメッセージや電子メールなどのテキスト情報を表示することができる。

 「われわれは可能な限り最高の製品を作るために、サードパーティー企業と提携した」(Krzanich氏)

 スマートウォッチを作るために、同社は腕時計メーカーのFossil Groupとも提携している。

 Intelは「Analytics for Wearables」開発者プログラムも提供する。同プログラムは、ビッグデータセットの分析を実行するためのさまざまなソフトウェアツールを提供する予定で、Clouderaの「Hadoop」ディストリビューション(分散処理およびストレージフレームワーク)を利用することができる。

次世代チップ「Skylake」

 Skaugen氏はIntelの次世代CPUアーキテクチャ(開発コード名:Skylake)についての詳細も明かした。

 14ナノメートル製造プロセスに基づくSkylakeは、2015年に発売されるデスクトップやノートPC、2in1PCに搭載される予定だ、と同氏は述べた。

 また同チップは4K動画や高解像度の3Dグラフィックスを処理できるはずだ、と同氏は話している。

 通信技術については、LTE接続機能を提供するIntelチップを搭載したデバイスがより多く出荷されるだろう、とSkaugen氏は述べている。

 同氏が明かしたところによると、サムスンの「GALAXY ALPHA」スマートフォンはIntelの「XMM 7260」チップセットを搭載し、2014年中に世界中で発売される予定だという。

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