今週ハイテク業界で話題を提供しているのはAppleだけではない。Appleほどの話題性はないかもしれないが、Googleも米国時間9月10日に複数の最新機能を発表した。
Appleに少し関連したニュースとして、「Google for Work」部門は「iOS Sync for Google Apps」を発表、「iOS」との親和性を強化した。Googleは先週、企業向けクラウドサービスを「Google Enterprise」からGoogle for Workに改称している。
iOS Sync for Google Appsはすでに提供済みの「Android」向けと同じようなものとなり、従業員とIT管理者が「iPhone」および「iPad」上にある企業のファイル、電子メール、ドキュメントなどを安全に管理できるモバイルデバイス管理プラットフォームだ。
iOS Sync for Google Appsは来週、「Google Apps for Work」「Google Apps for Education」「Google Apps for Government」のユーザー向けに提供を開始する。ローンチ時はiOS 7とiOS 8をサポートするという。
Googleはまた、個人ユーザーとビジネスユーザーの両方に人気のアプリ「Hangout」で、無料の音声通話機能を導入することも発表した。サービスはAndroidとiOSのモバイルアプリ、それにWebで提供し、地域は米国とカナダとなる。
国際電話は有料だが、GoogleのプロダクトマネージャーのAmit Fulay氏はブログで、「国際通話も非常に低価格だ」と述べている。
WebとiOSユーザーは、次回Hangoutを起動させると無料通話の機能が表示されるはずだ。Androidユーザーは、バージョン2.3のHangoutがリリースされるのを待たなければならない。Googleによると、リリースは数日以内とのことだ。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。