アシストと住友電工情報、BRMSとウェブアプリ構築ツールをセットで提供

NO BUDGET

2014-09-17 17:42

 住友電工情報システムとアシストは9月16日、協業を発表した。住友電工情報システムが開発、販売するウェブアプリケーション構築運用ツール「楽々Framework3」とアシストが取り扱うビジネスルール管理システム(Business Rule Management System:BRMS)「Progress Corticon」を組み合わせたウェブアプリケーション高速開発製品「楽々Framework3+Corticonスタートパック」を共同推進していくという。税別価格は305万円。10月1日から販売する。

 楽々Framework3は、部品組み合わせ型のウェブアプリケーション構築運用ツール。業務にそのまま使用できる700もの部品を組み合わせることでアプリケーションを完成させられ、通常のJava開発と比べて5倍以上の高い開発生産性という。

 Progress Corticonは、米Progress Softwareが開発し、世界各国500社以上で利用されているというBRMS。ビジネスルールの変更をコーディングレスでシステムに反映でき、開発や変更に費やされる作業時間を90%短縮できるとしている。Progress Softwareの独自アルゴリズムでルール数やデータ処理の複雑さが増しても高性能を実現しているとしている。

 住友電工情報システムとアシストの両社は今回、これらを組み合わせて共同で推進する。この製品で高度な業務ロジック、ビジネスルールを含むウェブアプリケーション開発で従来の開発方法に比べ高速開発を可能にし、企業のスピード経営を実現するシステム開発を支援するという。

 Progress CorticonのBRMSエンジンと楽々Framework3の部品組み立て型開発、両製品の特長である仕様変更に柔軟に対応できる高い保守性でシステム保守フェーズでもコストを削減できるという。両社では今後、今回のスタートパックを顧客企業へ積極的に展開するとともに、共同でセミナーを開催するなど、マーケティング活動でも協力していくとしている。

ZDNET Japan 記事を毎朝メールでまとめ読み(登録無料)

ホワイトペーパー

新着

ランキング

  1. ビジネスアプリケーション

    生成 AI を活用した革新的な事例 62 選 課題と解決方法を一挙紹介

  2. セキュリティ

    新入社員に教えるべき情報セキュリティの基礎知識--企業全体を守るための基本ルールを徹底解説

  3. セキュリティ

    KADOKAWAらの事例に学ぶ、2024年サイバー攻撃の傾向と対策

  4. セキュリティ

    【マンガで解説】なぜ中小企業でも最新のセキュリティ対策を強化しなければいけないのか?

  5. ビジネスアプリケーション

    調査結果が示す、通信業界の「生成 AI 活用」インパクト--成果を達成する 4 つのユースケース

ZDNET Japan クイックポール

所属する組織のデータ活用状況はどの段階にありますか?

NEWSLETTERS

エンタープライズコンピューティングの最前線を配信

ZDNET Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]