Googleは米国時間9月23日、オランダの新しいデータセンターに6億ユーロ(約7億7300万ドル)を投資することを発表した。
Googleは9月23日付けのブログ記事で、このデータセンターが2016年前半に稼働を開始し、2017年に完全に稼働する予定だと述べている。同社は、IT、エンジニアリング、セキュリティなどの幅広い分野で150人を雇用する考えだ。また、この施設は環境に配慮したものになるという。
Googleの欧州データセンターコミュニティーリレーションズの責任者は、ブログ記事に次のように書いている。「オランダの新しいデータセンターは、冷却技術や電気技術における最新の設計から恩恵を受けることになる。フリークーリングを採用し、冷気や雑排水のような自然資源を活用してサーバを冷却する。当社のデータセンターは、一般的なデータセンターよりもエネルギー消費が50%少ない。われわれの狙いは、この新しい施設を再生可能エネルギーで稼働させることだ」
Googleは過去数年にわたって、欧州全域でデータセンターにかなりの投資を行ってきた。同社は2007年に初の欧州データセンターを開設し、それ以来、さらに数カ所に設置している。オランダのデータセンターは、同社の「超高効率」施設としては4番目になる予定だ。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。