内閣官房のIT総合戦略室は10月1日、各府省庁が公開する公共データを横断的に検索できるデータカタログサイト「DATA.GO.JP」の本格版の運用を開始した。試行版を2013年12月から運用していた。
オープンデータの取組みの1つの柱として、各府省庁が公開する公共データの横断的検索を可能とするデータカタログサイト「DATA.GO.JP」の整備を推進しており、2013年12月から試行版を立ち上げ運用していた。
試行版では、横断検索やAPI、関連するリンク、利用者からの意見受け付けといった機能を提供していた。本格版では、これらの機能に加えて、トップページに検索窓を追加した。検索機能では、複数の単語での検索精度を向上させている。2013年6月 に開かれたG8サミットで合意した「G8オープンデータ憲章」にある「選挙」「犯罪と司法」「国際開発」の優先分野の情報も追加された。扱うデータセットの数を試行版の1万から1万2000に増やしている。

DATA.GO.JP