編集部からのお知らせ
解説集:台頭するロボット市場のいま
解説集:データ活用で考えるデータの選び方

非製造業の景況が悪化--「景気回復は10月から」に予想を変更

ZDNet Japan Staff

2014-10-02 11:05

 1日に9月の日銀短観が発表となった。注目の大企業・製造業DI(景況指数)は小幅に改善した。しかし、大企業・非製造業DIが大きく悪化した。中堅企業・中小企業のDIも軒並み悪化した。円安が進んだにもかかわらず、7~9月に景況はやや悪化したことがわかった。

大企業・製造業DIは小幅改善

大企業・製造業DI

大企業・製造業DI
(出所:日本銀行)

 日本の景気動向をよく表す大企業・製造業DIは、+12→+13へ小幅改善した。悪化を見込んでいた市場予想(+10)よりも良かったので、ほっと胸をなでおろしたいところだが、実態は良くない。

 6月時点での予想では+15へ改善すると見られていた。このころは、「消費増税の影響で4~6月は景気が落ち込むが、7~9月から回復が鮮明になる」が市場コンセンサスだった。ところが、現実には、7月以降も景気は停滞が続いている。円安という追い風を受けながら小幅改善にとどまったということは、景気実態はあまり良くないと言える。

大企業・非製造業DIは大きく悪化

大企業・非製造業DI

大企業・非製造業DI
(出所:日本銀行)

 大企業・非製造業DIは、+19→+13へ大きく低下した。4~6月から7~9月にかけて景況は改善せずに悪化した。円安が進んだことは、非製造業にはメリットにはなっていない。非製造業は主に内需産業だからだ。輸入物価の上昇を通じて、マイナスの効果を受ける。また、人手不足が深刻化して、人件費が上昇したことも非製造業の景況を悪化させた。

ZDNet Japan 記事を毎朝メールでまとめ読み(登録無料)

Special PR

特集

CIO

セキュリティ

スペシャル

ホワイトペーパー

新着

ランキング

  1. クラウドコンピューティング

    AI導入に立ちはだかる「データ」「複雑さ」「コスト」「人材」の壁をどう乗り切ればいいのか?

  2. クラウドコンピューティング

    【IDC調査】2026年には75%のアプリがAIを実装!導入で遅れた企業はどう“逆転”すべきか?

  3. 運用管理

    経産省調査で明らかに:未だにレガシーシステムを抱える企業が8割!オープン化でよくある課題とは?

  4. 運用管理

    AWS東京リージョンの大規模障害に学ぶ、パブリッククラウド上のシステムの迅速な復旧方法

  5. windows-server

    【ユースケース】ソフトウェア開発にDell EMCインフラ+コンテナを使うメリット

NEWSLETTERS

エンタープライズ・コンピューティングの最前線を配信

ZDNet Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]