米国人のインターネット依存が深刻であることは周知の事実だ。しかし、Tata Communicationsが米国時間9月30日に公開した新たなレポートによると、この依存性にはかなり強力な心理的かつ身体的な影響が伴うという。
Tata Communicationsはグローバルサーベイ「Connected World II」で、米国人4人のうち1人が、日常生活でインターネットを使わずに5時間以上は耐えられないと認めたとしている。また、過半数(54%)の人は、インターネットから離れることを余儀なくされると恐怖や怒り、不安を覚えるという。
さらに心配(あるいは単なる笑い話)なのは、インターネット中毒にかかった人々の大半は、その仕組みをほとんど、または全く知らないということだ。サーベイの回答者の半数のみが、インターネットが存在する場所について、ネットワークに接続されたデータセンターだと正しく認識していたという。
ほとんどの回答者はさらにインターネットが無限だと信じており、70%は全ての人がインターネットを所有していると信じていた。
また、人々がインターネットを利用するために諦めようとする活動が多数あるとされた。例えば、テレビや酒だ。しかし、優先される楽しみが少なくとも1つある。セックスだ。
米国の回答者がオンラインの時間のために諦めようと思うものの中で、セックスは最後だった。45~65歳の人のうち、セックスよりもインターネットをしたいと思う人はわずか5%だった。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。