SAPジャパン、SaaS型SCMを提供--サプライチェーンをリアルタイムに判断

NO BUDGET

2014-10-07 17:59

 SAPジャパンは10月7日、SaaS型のサプライチェーン管理(SCM)システム「SAP Integrated Business Planning」の提供を開始した。サプライチェーンに関するリアルタイム情報にもとづき、統合ビジネスプランをより迅速に策定、調整、実行できるという。

 今回のサービスは、「SAP Integrated Business Planning for sales and operations」「SAP Integrated Business Planning for inventory」「SAP Integrated Business Planning for supply」「SAP Supply Chain Control Tower」の4つで構成される。

 インメモリデータベース「SAP HANA」と「SAP Cloud」がベースとなっており、エンドトゥエンドな需要と供給のネットワークの中でリアルタイムに情報を分析するとともにアラートを共有することを目的に開発。グローバル化対応機能、最新の最適在庫配備アルゴリズム、サプライチェーンの鳥瞰(ちょうかん)監視機能を通じ、戦略実行計画(Sales and Operation Planning:S&OP)に関して互いに協調して機能するしている

 今回のサービスを活用すれば、プランニングの合意と調整を地域や組織を横断して一元化することで意思決定の最適化が促進されるとともに、組織を横断して一元化で意思決定の最適化が促進されるという。

 HANAをベースとしていることで、市場の需要変化に迅速に対応するための戦略実行計画の立案、リアルタイムな実績予測の共有、戦略と実行計画の密連携などを実現でき、単一の共通データモデルを通じて、より一貫性のある実行計画を立案できるとしている。

ZDNET Japan 記事を毎朝メールでまとめ読み(登録無料)

ホワイトペーパー

新着

ランキング

  1. セキュリティ

    セキュリティ担当者に贈る、従業員のリテラシーが測れる「情報セキュリティ理解度チェックテスト」

  2. セキュリティ

    IoTデバイスや重要インフラを標的としたサイバー攻撃が増加、2023年下半期グローバル脅威レポート

  3. セキュリティ

    従業員のセキュリティ教育の成功に役立つ「従業員教育ToDoリスト」10ステップ

  4. セキュリティ

    サイバー攻撃の“大規模感染”、調査でみえた2024年の脅威動向と課題解決策

  5. セキュリティ

    クラウドネイティブ開発の要”API”--調査に見る「懸念されるリスク」と「セキュリティ対応策」

ZDNET Japan クイックポール

所属する組織のデータ活用状況はどの段階にありますか?

NEWSLETTERS

エンタープライズコンピューティングの最前線を配信

ZDNET Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]