マイクロソフトとシンフォニーマーケ、売り上げまでをトラックするマーケティング支援パッケージを開始

山田竜司 (編集部)

2014-10-09 07:00

 シンフォニーマーケティングは10月6日、日本マイクロソフトと協業し、SaaS型顧客管理サービス「Dynamics CRM Online」を基盤とした製造業向けの営業、マーケティング支援パッケージ「SalesBoost」の販売を開始した。税抜き価格は12か月で988万円。

 SalesBoostではマーケティングに必要なデータ登録や名寄せ、競合排除、ウェブサイト制作、メールの制作と配信、テレマーケティング、Dynamicsのインプリテーションなどのサービスに加え、Dynamics CRM Online ライセンス(20ID以上)が付属する。

 各種運用サポートでは、1年間で5回のメールコミュニケーションを実施し、そこから創出される訪問先をSFAで管理する。導入企業は営業案件創出や進捗管理、費用対効果の分析など、営業とマーケティングの仕組みをクラウド上に短期間で構築できる。パッケージには運用サポートも含まれ、各企業や事業部のビジネス展開にあわせて導入、拡張することも可能。標準的な運用プランは1年を想定している。

 シンフォニーマーケティングが、コンサルティングから運用のサポートまで実施し、自社にノウハウがなくともマーケティングと営業の仕組みを構築するとしている。

 純粋なアウトソーシングサービスと比較し、商談リストを渡すだけではなく、成約までをトラックするため、投資対効果が明確化されると強調している。両社は、今後1年間で10社、3年後には50社の導入を目指す。


SalesBoostの仕組み

ZDNET Japan 記事を毎朝メールでまとめ読み(登録無料)

ホワイトペーパー

新着

ランキング

  1. セキュリティ

    Pマーク改訂で何が変わり、何をすればいいのか?まずは改訂の概要と企業に求められる対応を理解しよう

  2. 運用管理

    メールアラートは廃止すべき時が来た! IT運用担当者がゆとりを取り戻す5つの方法

  3. セキュリティ

    従来型のセキュリティでは太刀打ちできない「生成AIによるサイバー攻撃」撃退法のススメ

  4. セキュリティ

    AIサイバー攻撃の増加でフォーティネットが提言、高いセキュリティ意識を実現するトレーニングの重要性

  5. セキュリティ

    クラウド資産を守るための最新の施策、クラウドストライクが提示するチェックリスト

ZDNET Japan クイックポール

所属する組織のデータ活用状況はどの段階にありますか?

NEWSLETTERS

エンタープライズコンピューティングの最前線を配信

ZDNET Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]