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内閣府が景気判断を下方修正、景気後退リスクを意識 - (page 2)

ZDNet Japan Staff

2014-10-08 10:44

事前予想通り、日銀の政策変更なし

 7日午後に日銀の政策決定会合の結果が発表された。事前予想通り、政策変更はなかった。注目されたのは、結果発表後の黒田総裁の会見での発言だ。

 先行き追加金融緩和への含みを持たせた発言があるか注目されていた。

 黒田総裁は、「景気回復に一服感があるが総じて良好な状態を維持」と景気認識について従来通りの発言を繰り返した。ただし、足元、景気に弱い動きがあることを認める発言もあり、強気一辺倒であったこれまでとは微妙なトーンの違いがある。言質を与えるような発言は一切なかったが、先行き追加緩和の可能性を意識していると解釈することもできる。

 また、黒田総裁から「ファンダメンタルズに即した為替変動(円安)は経済にマイナスにならない」と円安容認発言があったことも特筆に値する。最近、「日銀の緩和が円安を招いている」→「円安は日本経済にプラスとばかりはいえない」という議論が出始めていることに対する反論と考えられるからだ。これも、深読みすれば、追加緩和に含みを持たせた発言ととることもできる。

 なお、最近、安倍首相が円安のマイナス効果に言及し始めていることは注目に値する。7日午後の参院予算委員会では、円安の影響についてプラスマイナス両方の影響があると発言している。マイナス効果としては、「ガソリン価格の高騰、燃料費高騰などによって家計、中小・小規模事業者にはデメリットが出てきている」との認識を示した。

景気指標への注目が一段と高まる

 日本経済が景気後退の瀬戸際にたったことを受け、今後発表になる景気指標への注目が一段と高くなった。今日、内閣府が発表する予定の9月「景気ウオッチャー調査」の注目度は高い。「街角景気指数」とも言われる景気ウオッチャー指数が、9月にどうなっていたか、明日、報告する。

 また、9日(木)発表の8月の機械受注も注目される。

 過去記事は、キーワード「日本株展望」から読めます。

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