編集部からのお知らせ
新着PDF集:データセンターの省電力化
「これからの企業IT」の記事はこちら
NTTコムフォーラム 2014

ビジネスに「破壊的変革」をもたらす第3のプラットフォームとは--IDCアナリスト

齋藤公二 (インサイト)

2014-10-17 18:22

 10月9、10日の両日、「NTT Communications Forum 2014」が開催された。展示会場に設けられた「グローバルセミナーステージ」では、中国、インドネシア、ヨーロッパ、タイ、ベトナム、米国のNTTローカル法人の担当者が海外ICT事情を解説した。それに先んじて行われたIDCによるスペシャルセッションをレポートする。

IDC Sandra Ng氏
IDC Sandra Ng氏

 登壇したのは、IDCのアジアパシフィックプラクティスグループのグループバイスプレジデントのSandra Ng氏。シンガポールをベースにリサーチを活動を行っており、主に「第3のプラットフォーム」という技術トレンドやそれがもたらすビジネスインパクトを最高経営責任者(CEO)や最高情報責任者(CIO)などの経営層にアドバイスしている。演題は「破壊的イノベーションの時代におけるビジネストランスフォーメーション」で、近い将来、組織や個人に、実際にどのようなことが起こりえるのかを事例を交えながら紹介した。

 IDCが主張する第3のプラットフォームとは、クラウド、モビリティ、ビッグデータアナリティクス、ソーシャルといった技術で構成されるプラットフォームのこと。ポイントは「こうした技術が破壊的イノベーションであること」だ。破壊的イノベーションは、新しいテクノロジがそれまで大きなシェアを持っていた既存テクノロジに取って代わる様子を示した言葉だ。取って代わられる側は、新しいテクノロジを使った競合が登場し、市場に激しい変化が起こっていることに気づかない。そして、実際、そうしたケースが増えてきたという。

 「第3のプラットフォームにで新たな競合が次々と台頭しはじめた。市場が激しく変化しているが、CEOやCIOの多くは、それに対応できずにいる。破壊的なインパクトを自社に取り入れ、新しい仕事のスタイルへとトランスフォームしていくことが必要だ」(Ng氏)

 IDCの調査では、第3のプラットフォームに対して、経営層は主に2つの点で懸念を抱いている。1つは、オペレーションコストが増大すること。テクノロジーを活用するためのITシステムのコストのほか、人材コスト、運用コストが増えることを気にしている。もう1つは、ビジネスモデルが変わること。テクノロジーの台頭により、異業種からの新規参入が増え、自分たちの市場が脅かされる可能性がある。また、新しい市場にも対応していかなければならない。

ZDNet Japan 記事を毎朝メールでまとめ読み(登録無料)

特集

CIO

モバイル

セキュリティ

スペシャル

ホワイトペーパー

新着

ランキング

  1. クラウドコンピューティング

    AWSが提唱する、モダン分析プラットフォームのアーキテクチャと構築手法

  2. クラウドコンピューティング

    AWS資料、ジョブに特化した目的別データベースを選定するためのガイド

  3. セキュリティ

    Zero Trust Workbook--ゼロ トラストの先にある世界を知るためのガイダンス

  4. セキュリティ

    「ゼロトラスト」時代のネットワークセキュリティの思わぬ落とし穴に注意せよ

  5. クラウドコンピューティング

    データ駆動型の組織でビジネスの俊敏性を実現するには?戦略的な意思決定とイノベーションを両立へ

NEWSLETTERS

エンタープライズ・コンピューティングの最前線を配信

ZDNet Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]