神戸製鋼所、分析基盤を刷新--全社的に課題を可視化へ

NO BUDGET 2014年10月15日 06時00分

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 神戸製鋼所は、事業部門や工場の拠点を越えた企業全体での情報共有を進めると同時に、データを詳細に分析して課題を発見し、業務改善の行動につなげられる仕組みを実現するため、分析基盤を2012年10月に導入、全社展開を進めている。システム導入を担当したアシストが10月14日に発表した。

 採用されたのは、米Qlik Technologiesが開発する連想型高速インメモリBI基盤「QlikView」。構築や運用はコベルコシステムが手掛け、アシストは導入支援サービスや各種研修サービスを提供している。当初は調達部門が導入し、その後に機械やアルミ・銅の各事業部門へと展開した。現在では、神戸製鋼所の事業を支える分析基盤として全社的な利用を進めている。

 各部門での活用内容として、機械事業部門では、機械加工の切削条件分析や、生産の日程計画、進捗状況の可視化や生産管理分析にQlikViewを利用し、異常値の早期発見や納期短縮、コスト削減などに効果を発揮している。

 アルミ・銅事業部門では、勤務シフトやラインごとに1分間毎の電力使用量をQlikViewで可視化し、省電力化への取り組みに活用している。

 調達部門では、事業部や工場から集約した調達データを取引先や品目、期間、金額などの集計項目別にQlikViewで瞬時に確認できるようになり、調達費用の低減につなげている。

 財務部門では、資金収支管理にQlikViewを利用し、資金の流れを可視化。資金収支の効率化に活用している。

 神戸製鋼所では今後、営業情報の可視化や分析、工場での納期管理や物流計画の可視化などにさらに広げていく構想を持っており、現場の分析から浮き彫りになった業務課題や蓄積したノウハウを、業務プロセスやオペレーションの最適化に役立てていく。

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