Hewlett-Packard(HP)は、ストレージ仮想化企業EMCとの合併協議を打ち切った。この協議は、HPが最近発表したコンシューマー向け企業とエンタープライズ向け企業への分割に先立って行われていた。Reutersの報道によると、HPとEMCが過去1年間にわたって「断続的」に進めてきたとされている合併協議は公式に終結しており、早ければ米国時間10月15日にも発表がある見通しだという(編集部注:HPは15日、自社株買いを再開すると発表した。その中で同社は買い戻しを中断した原因になった「非公開の重要情報」は、すでに持っていないと述べている)。
両社が合併協議に入っているという話は、10月にHPが自社をPCとプリンタを扱う会社と、サーバやストレージ、ネットワーク、サービスを扱う会社の2つに分割するという発表に先立って浮上していた。
ReutersとCNBCが以前に報道していたように、両社は6日の週の時点で契約の締結に向けて努力を続けていたものの、価格の点で暗礁に乗り上げていた。しかし、Reutersの情報筋によるとこの交渉は「物別れに終わった」という。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。