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新着記事集:「負荷分散」

なぜ世界中にリスク資産のパニック売りが広がったか-10月20日週の日本株見通し - (page 2)

ZDNet Japan Staff

2014-10-20 10:54

米FRBは、実質「世界の中央銀行」

 なぜ、米国の金融政策変更に、世界中の金融市場がこれほど大きく反応するのだろうか。窪田氏は、米国の金融政策を決めるFRBは事実上、世界の中央銀行の役割を果たしているという。

 ドルは世界中の金融市場およびビジネスで使われている。FRBが金融を緩和してドル供給が増えると、世界中の金融市場が緩和する。一方、FRBが金融を引き締めると、世界中の金融市場が引き締まる。

 レバレッジをかけてリスク資産に投資しているヘッジファンドは、FRBの金融政策動向を注視していて、引き締めにつながる話が出てくると、一斉にポジション手じまいに動く。それが、2013年5月のバーナンキ・ショック、1月の株急落、そして、今回の株急落の背景にあると考えられる。

米長期金利は既に低下、早期引き締めリスクの懸念は薄らいだ

 世界的な株安を受けて、米長期金利は一段と低下した。当初、米国の金利が上がり、FRBが早期利上げに動くことが心配されていたが、その懸念は薄らいだといえる。

米長期金利の動き:2013年10月~2014年10月


(注:楽天証券経済研究所が作成)

日本の景気・企業業績の回復は続く

 世界株安に巻き込まれて大幅安になった日本株だが、今週は反発上昇が見込まれる。先週の金曜日は、米景気がしっかりしていることを背景に、ニューヨーク市場で、リスク資産が反発した。NYダウが大幅上昇、為替も106円台の円安に戻り、原油価格も反発した。日本株にも、買戻しの動きが広がると予想される。

 焦点は、日本の景気、企業業績だが、窪田氏は、ゆるやかな回復が続くと考えているという。円安効果・米景気好調・原油価格下落が日本経済の追い風になる。また、追加の景気対策が発動され、日本の景気を支えることになると予想している。

 過去記事は、キーワード「日本株展望」から読めます。

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