新しく創造的なものへの取り組みは、間違いなくIBM復活の処方箋の重要な部分だ。残念ながら、人員削減についても同じことが言える。
IBMはIT業界全体で最も大きな雇用を生み出しているかもしれない。170カ国以上で43万人以上を雇用しており、そのうちサービスだけでも約19万人を擁する。
サービスは現在のIBMが最も深刻な打撃を受けている分野だ。LenovoやGLOBALFOUNDRIESとの取引によって、システムおよびテクノロジ（ハードウェア）部門の大半が分離された今、同部門の不振をサービス部門とソフトウェア部門の売り上げで補わなければならない。
2013年6月に開始された10億ドル規模の「人員の再調整」の一環として、IBMは既に大規模なレイオフを実施し、全世界で8000～1万人の人員を削減している。しかし、出血を止めてウォール街の信頼を取り戻すために実際に必要なことに比べれば、この削減の規模は足りないかもしれない。
IBMの今後--窮地から脱するために必要な6つの提言 - 6/7
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