
ニューヨーク州アーモンクに本拠を置くテクノロジ大手IBMがGLOBALFOUNDRIESに15億ドルを支払って半導体製造事業を譲渡すると発表したその日の米国時間10月20日午前、IBMの株価が急落した。
資産の売却は、IBMが贅肉をそぎ落として、最終的に長期間生き残るための手段の1つにすぎない。
しかし、IBMが変革を完了し、21世紀の次の10年間と、そのさらに先まで存続するためには、資産売却だけに留まらず、抜本的な施策を講じる必要がある。その多くは、かつてのIBMでは想像もできなかったことだ。ここではわれわれが考える6つの施策を紹介する。