10月27日週の日経平均は続伸を予想--ただし徐々に上値が重くなりそう

ZDNet Japan Staff 2014年10月27日 11時20分

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 先週の日経平均は、1週間で759円上がり、1万5291円となった。先々週に日経平均は768円下がったが、それを1週間で取り返した形だ。NYダウほか、世界的に株は反発しており、リスク資産の投げ売りは収束しつつあると考えられる。

今週の日経平均は続伸を予想、ただし、徐々に上値が重くなりそう

 今週の日経平均は、引き続き上昇が見込まれる。米国景気が堅調でMYダウが反発し、1ドル108円台までドル高(円安)が進んだことが好感される。また、9月中間決算発表が始まり、2015年3月期の業績予想を上方修正する企業が増えてくると考えられる。

1万5500円が近づくと上値が重くなると考える理由

(1)個人投資家は上値を追っては買ってこない

 急落後に急騰した10月相場の主な買い主体は、個人投資家だ。また、公的年金と見られる買いも入っている。

10月の主な投資主体別売買動向(売買代金差額)


(注:信託銀行の買い越しのほとんどが公的年金によると推定される)
(出所:東京証券取引所、2市場1・2部、総合証券60社経由)

 10月の個人投資家は、久々に1兆円を越える買い越しとなっている。個人投資家は、市場が下落すると買いが増え、市場が上昇すると買いが減少し、さらに上昇すると売りに転じる傾向がある。

 上値を追って買い、下値を叩いて売るのが外国人投資家だ。日経平均がさらに1万5500円を超えてどんどん上昇するには、外国人が日本株を買わなければならない。今のところ、外国人の売りは収まりつつあるが、まだ外国人が積極的に買ってくる環境にはなっていない。

(2)中間決算で発表される業績予想は「超」保守的か

 9月中間決算では、2015年3月期の業績予想の上方修正が増えると考えられる。ただし、上方修正幅は、全般に期待ほど大きくないかもしれない。足元、日本の景況感悪化を踏まえて、企業が下期の見通しをさらに慎重に見る可能性が高いからだ。

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