引き続き専門店強く大手スーパーは一段と悪化--日経平均の見通し

ZDNet Japan Staff 2014年10月28日 10時28分

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 これから本格化する9月中間決算の注目が高まっているが、今日は、一足先に発表が終わっている2月決算小売業の8月中間決算(3月~8月までの6カ月)状況について、楽天証券経済研究所のチーフ・ストラテジスト、窪田真之氏の分析を紹介する。

2月決算小売主要9社の8月中間決算での営業利益


(出所:各社資料より楽天証券経済研究所が作成)

引き続き、専門店が強く、大手スーパーは一段と悪化

 上期(3~8月の6カ月)実績で、前年比増益率の高い順に並べてある。上期は、3月が消費税引き上げ前の駆け込みで全般に売り上げが膨らみ、4月~8月は増税後の反動で売り上げが低下した。表を見ていただくと分かる通り、競争力の差が上期の増減益率に顕著に表れた。引き続き、専門店のエービーシー・マート(2670)、ニトリHLDG(9843)、良品計画(7453)が好調だった。大手スーパーが一段と悪化した。イオン(8267)はネガティブ・サプライズだった。百貨店のJ.フロント リテイリング(3086)は堅調といえる。

 セブン&アイHLDG(3382)は、強いセブン・イレブンと弱いスーパー(ヨーカ堂)と回復中の西武百貨店の組み合わせで、結果もまだら模様だ。セブン・イレブンの強さは際だっている。セブン・イレブンは海外が成長期に入っており、今後が期待できる。

日経平均はここからやや上値が重くなる見通し

 27日の日経平均は、97円高の1万5388円だった。ただし、1万5500円が近づくと上値が重くなると考えられる。詳しくは、昨日の本レポートを参照いただきたい。

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