編集部からのお知らせ
新型コロナ禍が組み替えるシステム
テレワーク関連記事一覧はこちら
Teradata 2014 PARTNERS

ビッグデータ分析でマーケティングはどう変わるのか--「企業に主導権はない」とテラデータCMO

鈴木恭子

2014-10-29 14:57

 これまでの販売モデルは、企業側が主導権を握り、製品やサービスを押し売り(プッシュ型)していた。しかし、今後の主導権はコンシューマが握る。自らで欲しい商品を見つけて引き寄せる(プル型)モデルに変化している。顧客を中心としたマーケティングが重要になっているのは言うまでもない」

 そう力説するのは、米Teradataで最高マーケティング責任者(CMO)を務めるLisa Arthur氏である。

 10月19~23日の日程で、米テネシー州ナッシュビルで開催された米Teradataのユーザーコンファレンス「Teradata 2014 PARTNERS」では、200を超えるユーザー事例セッションが行われた。中でもマーケティング――特に顧客理解のためのデータ活用――に関するセッションでは、具体的な事例が数多く紹介された。


米国Teradataで最高マーケティング責任者(CMO)を務めるLisa Arthur氏

 Arthur氏は最近のマーケティングトレンドについて、「製品やサービスありきのビジネスではなく、顧客中心(カスタマー志向型)のビジネスにシフトしている。少なくとも米国では『One to Oneマーケティング』が主流となっている」と説明する。


千趣会で販売企画本部マーケティング部顧客戦略チームマネジャーを務める西口浩司氏

 顧客の属性や購買行動を分析することで、個々のユーザーに最適なアプローチがとれる。それを実現するためには、企業内に点在する顧客データを一元的に管理し、「ユーザーセントリック(顧客を核にすること)」を軸にデータ分析することが不可欠だ。単なるデモグラフィックデータなどでユーザーをセグメントするのではなく、「ユーザーの振るまいデータも含め、その先の行動を予測し、対応を考える」(Arthur氏)ことがビジネスの成功を左右するという。

 例えば、女性向けカタログ通信販売「ベルメゾン」を手掛ける千趣会も、オンライン上での購買データを基に「ユーザーインサイト」を分析している。顧客の行動予測を行うことでエンゲージを高めていく施策につなげたい考えだ。同社販売企画本部マーケティング部顧客戦略チームのマネジャーである西口浩司氏は、「購買までの詳細な行動履歴を分析することで、各顧客に最適なアプローチを取ることができる」と語る。

ZDNet Japan 記事を毎朝メールでまとめ読み(登録無料)

特集

CIO

モバイル

セキュリティ

スペシャル

ホワイトペーパー

新着

ランキング

  1. ビジネスアプリケーション

    テレワークで起こりがちなトラブルの原因「資料が自宅から閲覧できない」にどう対処する?

  2. 経営

    CIOが成功するための最大の条件は「CEOとの連携」にあり?!516名のCIO調査を紐解く

  3. 経営

    【働き方改革事例】PCの調達・管理に関する不安を解決するサブスクリプションサービス

  4. クラウドコンピューティング

    【DX解説書】もっともDXに不向きな〇〇業界が取り組むべき改革とは?

  5. クラウドコンピューティング

    今すぐ「働き方改革」に着手するべき、2つの理由と改革への第一歩

NEWSLETTERS

エンタープライズ・コンピューティングの最前線を配信

ZDNet Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]