“妖怪”でセキュリティを学ぶコンテンツも--「NO MORE 情報漏えいプロジェクト」始動

吉澤亨史 2014年11月01日 08時00分

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 エムオーテックス(MOTEX)は10月27日、「NO MORE 情報漏えいプロジェクト」を始動したと発表した。


MOTEXの代表取締役社長である河之口達也氏

MOTEXの事業推進本部の執行役員である池田淳氏

 同社の代表取締役社長である河之口達也氏はプロジェクト発足の背景として、「情報漏えい事件が跡を絶たない」ことを挙げ、監視ツールや禁止ツールの導入が進んでいるのに、テクノロジ対テクノロジのイタチごっこになっており、システムで100%防止することは難しいと指摘した。

 また、情報漏えい事件の要因の多くは、置き忘れや悪意のある内部者など人間のすることが多いことを指摘。対策をしていてもセキュリティのことがわからなかったり、「他人ごと」になっているとした。そこで同社は、経営者や従業員、一般ユーザーなど、それぞれの立場の人間に必要な情報をわかりやすく伝えることで、「情報漏えいを他人ごとではなく、自分ごと化」するための啓発PRプロジェクト「NO MORE 情報漏えいプロジェクト」を発足したと述べた。

 同社の事業推進本部の執行役員である池田淳氏は、情報漏えい対策はリスクのある行動に対して「禁止」するよりも、行動に移る前の意識に対する「抑止」が望ましいとした。そのためには経営者、従業員、情報システム担当者、利用者のそれぞれの立場に対して、複雑なセキュリティをわかりやすく伝えることで情報漏えいの「自分ごと化」できると訴えた。

 「NO MORE 情報漏えいプロジェクト」ではまず、専用サイトを公開し、セキュリティのプロの意見や調査アンケート・レポートといったコンテンツでリスクを知ってもらう。また、セキュリティを楽しみながら「自分ごと化」できる「百鬼夜行」というコンテンツも公開。これはセキュリティのリスクを妖怪になぞらえて、対策により「封印」していくもの。なお、サイトコンテンツは、HASHコンサルティングの代表取締役である徳丸浩氏が監修する。池田氏は「今後の活動に期待して欲しい」と述べた。


サイトのイメージ

診断コンテンツ「百鬼夜行」

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