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量的緩和が終了--米FOMCが日経平均に与える影響

ZDNet Japan Staff

2014-10-30 11:17

 10月29日(日本時間30日午前3時)に米国でFOMC(金融政策決定会合)の結果が公表された。予想通り、量的緩和第3弾(QE3)は今月で終了することになった。サプライズだったのは、声明文が「タカ派寄り(米労働市場が改善しつつあることを認める内容)」に修正されたことだ。これを受け、ドル高(円安)が進んだ。

 今日の日経平均は、円安好感で続伸が予想される。楽天証券経済研究所のチーフ・ストラテジスト、窪田真之氏の分析を紹介する。

「未活用の労働資源は少しずつなくなりつつある」に驚き

 量的緩和の終了は予想通りで、サプライズはなかった。市場が注目しているのは、緩和終了後、いつ利上げ(引き締め)が実施されるかだ。FOMC声明文にどのような表現が盛り込まれるかが注目されていた。

(1) 「資産購入終了後も、相当な期間、緩和的状況を維持」という表現は今回も残った

 一番、注目されていたのは、「相当な期間」という表現の有無だったが、そこは残った。ただし、「相当な期間」とはどのくらいの長さか、特定の期間を意図するものではないと、米FRBは利上げまでの期間について言質を与えないようにしている。

(2) 「未活用の労働資源はなくなりつつある」に文言修正

 前回(9月)FOMCでは「著しい未活用の労働資源が存在する」という表現があったが、今回、そこが修正された。市場では、来年10月くらいに利上げがあるとの見方が広がっていたが、今回の表現修正を受けて、「利上げ実施が幾分早まる」との感触を得た人が増えた。

 この文言修正を受け、為替市場でドルが全面高となり、一時、1ドル108.95円をつけた。ただし、米長期金利がやや上昇したことを受けて、29日のNYダウは、前日比31ドル安の1万6974ドルとなった。

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