Red Hatは、同社のパブリッククラウドアプリ開発プラットフォーム「OpenShift Online」を新興企業に無償で提供する新しいプログラムを開始した。新興企業を自社のサービスに引き付ける狙いだ。
「OpenShift Startup Program」と名付けられたこのプログラムに参加することで、新興企業はRed Hatが用意しているクラウド環境(開発やテスト、品質保証、製品のホスティングが含まれる)にアクセスできるようになるが、先行投資を必要とせず、より高い柔軟性も得られるようになる。
Red Hatによると、プログラムのロックインはなく、新興企業は規模の拡大とともに、オンプレミスの環境や他のプライベートクラウドに自由に移行できるという。
同プログラムに参加できるのは、SaaSベースの製品開発に注力している株式非公開企業だ。またRed Hatは、参加企業のうちの数社を選び出し、小規模企業からFortune 500企業に至るまでの幅広い見込み客に紹介するという、企業の仲介役を果たすことも約束している。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。