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企業業績の上ぶれ期待がさらに高まる--11月4日週の日本株見通し - (page 2)

ZDNet Japan Staff

2014-11-04 10:38

GPIFが国内株式の組み入れ比率を25%に引き上げる方針を発表

 日銀の追加緩和の次に効果が大きかったのが、GPIFの日本株組み入れ比率の引き上げ発表だ。正式発表は31日だったが、30日の日本経済新聞朝刊にその観測記事が報道されていたので、30日からGPIFの日本株買いを見越した買いが出ていた。

 31日の発表で、基本ポートフォリオの日本株組み入れを12%から25%に引き上げることが発表された。当初「12%から20%に引き上げることが検討されている」と報道されていたが、それが最近になって急に25%に引き上がった。この効果は大きい。

 というのは、GPIFは前倒しで株を買い増ししており、6月末の日本株の組み入れ比率は約17%に上がっている。その後の買い増しと株価上昇による時価増加を勘案すると、窪田氏の推定では、足元日本株の組み入れ比率は20%まで上昇しているという。

 12%から20%への日本株の増額ならば、基本ポートフォリオの発表と同時に「既に20%まで組み入れは引き上がっている」となる可能性があった。GPIFは約130兆円の運用資産を保有するので、25%まで日本株の組み入れを増やすならば、あくまでも推定だが、今後さらに5、6兆円の日本株買い需要が発生することになる。

企業業績の上ぶれ余地高まる

 1ドル114円台まで円安が進んだことで、今期の企業業績の上ブレ期待がさらに高まった。日本の輸出企業の競争力は一段高まる。原油価格が下落したことによって、円安によるエネルギーコストの上昇も抑えられる見込みだ。

 来年3月に日経平均が1万8000円へ上昇する予想を継続する。

 過去記事は、キーワード「日本株展望」から読めます。

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