分散アプリケーション向けのオープンソースプラットフォームを提供し、VMwareのライバルと目されるDockerが、開発のトップにVMware出身のMarianna Tessel氏を採用した。
Tessel氏はVMwareで開発担当バイスプレジデントを務めていた。Dockerでは開発担当シニアバイスプレジデントとなる。
Marianna Tessel氏
Dockerの最高経営責任者(CEO)Ben Golub氏は声明で、Tessel氏の「この分野に関する知見と、拡大する開発チームでの経験」が、企業向けの取り組みを強化するのに役立つと述べている。
Dockerは、コードの変更を素早く展開できる、コンテナ型のアプローチをとっている。Baidu、Groupon、Spotifyが顧客となっており、MicrosoftとGoogleもDockerの導入を始めている。
Tessel氏はOpenStackとの連携など、VMwareのさまざまな提携で功績がある。同氏はDockerで、Google、Amazon、IBM、Microsoft、Red Hatなどを含むDockerコミュニティーを支援する。
同氏はVMwareに入社する前、Ariba(現在はSAPの一部)で開発を担当していた。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。