「Amazon Web Services」(AWS)が2013年秋に発表した仮想デスクトップコンピューティング環境「Amazon WorkSpaces」がアップデートされた。このアップデートでは新たなバンドルが導入されるとともに、「Microsoft Office Professional 2013」の利用も可能になった。
新たに導入されたのは「Value」バンドルだ。同社によると、このバンドルはブラウザやいくつかの生産性スイートを利用するユーザー向けのものだという。これには1個の仮想CPU(vCPU)と、2Gバイトのメモリ、10Gバイトのユーザーストレージが含まれており、コストはユーザー1人あたり月25ドルとなっている。
またValueバンドルの「Plus」版として毎月40ドルを支払えば、「Microsoft Office Professional 2010」と同様に、Microsoft Office Professional 2013を選択できるようになっている。
さらに「Standard」バンドルがアップグレードされ、利用できるハードウェアリソースが増えた。同社によるとこのアップデートは、同バンドルを利用している既存のWorkSpacesユーザーに対して自動的に適用され、追加料金はかからないという。アップデートが実際に適用されるのは、各AWS地域に割り当てられた保守期間中となる予定であり、2014年末までに完了するはずだ。なお、StandardバンドルのPlus版でもValueバンドルと同様のOfficeオプションが提供される。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。