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黎明期のコンピュータ復元プロジェクト8選--機械式計算機やアナログコンピュータも - 2/9

Nick Heath (TechRepublic) 翻訳校正: 村上雅章 野崎裕子

2014-11-14 07:00

Z1--ベルリンのドイツ技術博物館所蔵

 1930年代の話だ。Konrad Zuse氏という26才のドイツ人土木技師は、土木関連の飽き飽きするほど大量の計算作業を自動化する方法を模索していた。

 そしてZuse氏は、加減乗除機能を持ち、35mmフィルムを穿孔テープとして利用してプログラムできる機械式計算機「Z1」を作り出した。

 このマシンには、制御装置や、機械式ながらも64ワードのメモリ、浮動小数点演算機構、入出力装置といった、現在のコンピュータに見られるアイデアが数多く採用されていた。

 Z1は22ビットの浮動小数点演算を取り扱え、64ワードのメモリを搭載していた。また、命令セットとして9種類の命令が用意されており、各命令を実行するには1〜20サイクルを必要としていた。

 数値は10進数で入力され、2進数に変換された後に演算操作が実行され、再び10進数に変換されるようになっていた。

 オリジナルのZ1はベルリン空襲によって破壊されたため、Zuse氏はその後継として電気機械式の「Z3」、そして「Z4」を製作した。また同氏は、世界最初の高水準言語「Plan Calculus」(プランカルキュール)の開発にも着手した。

 1989年、当時79才だったZuse氏は第2次世界大戦中に破壊されたZ1を復元した。このマシンは現在、ベルリンのドイツ技術博物館で展示されている。復元に向けた同氏の取り組みはTony Sale Awardの受賞候補に結びついた。

 その後、同博物館のチームはZ1に搭載されている演算装置の3Dビジュアルシミュレーションソフトを開発し、多数の高解像度写真とともにウェブページで公開している。

 このバーチャルな復元プロジェクトが評価され、Z1復元プロジェクトはIBM 1401のプロジェクトとともに第2回Tony Sale Awardにおいて共同受賞の栄冠を勝ち取った。

Z1--ベルリンのドイツ技術博物館所蔵

 1930年代の話だ。Konrad Zuse氏という26才のドイツ人土木技師は、土木関連の飽き飽きするほど大量の計算作業を自動化する方法を模索していた。

 そしてZuse氏は、加減乗除機能を持ち、35mmフィルムを穿孔テープとして利用してプログラムできる機械式計算機「Z1」を作り出した。

 このマシンには、制御装置や、機械式ながらも64ワードのメモリ、浮動小数点演算機構、入出力装置といった、現在のコンピュータに見られるアイデアが数多く採用されていた。

 Z1は22ビットの浮動小数点演算を取り扱え、64ワードのメモリを搭載していた。また、命令セットとして9種類の命令が用意されており、各命令を実行するには1〜20サイクルを必要としていた。

 数値は10進数で入力され、2進数に変換された後に演算操作が実行され、再び10進数に変換されるようになっていた。

 オリジナルのZ1はベルリン空襲によって破壊されたため、Zuse氏はその後継として電気機械式の「Z3」、そして「Z4」を製作した。また同氏は、世界最初の高水準言語「Plan Calculus」(プランカルキュール)の開発にも着手した。

 1989年、当時79才だったZuse氏は第2次世界大戦中に破壊されたZ1を復元した。このマシンは現在、ベルリンのドイツ技術博物館で展示されている。復元に向けた同氏の取り組みはTony Sale Awardの受賞候補に結びついた。

 その後、同博物館のチームはZ1に搭載されている演算装置の3Dビジュアルシミュレーションソフトを開発し、多数の高解像度写真とともにウェブページで公開している。

 このバーチャルな復元プロジェクトが評価され、Z1復元プロジェクトはIBM 1401のプロジェクトとともに第2回Tony Sale Awardにおいて共同受賞の栄冠を勝ち取った。

提供:Frank-Michael Arndt

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