Good Technologyは現地時間11月10日、同社の9回目となる四半期レポート「Good Technology Mobility Index Report Q3 2014」の概要を発表した。
その中でも、2014年第3四半期には、第2四半期にアクティベーション数の減少がみられた「iOS」が逆に2%ポイントの増加を見せたことが話題になっている。全アクティベーション数に占めるiOSの割合は69%だった。逆に「Android」は同じ2%ポイント分のシェアを減らしている。
調査の全期間にわたって提供されていたわけではないにも関わらず、「iPhone 6」や「iPhone 6 Plus」の発売がこの増加に寄与していると、Good Technologyは述べている。また同レポートによると、iPhone 6は、iPhone 6 Plusよりも売れ行きがよく、アクティベーションされた両デバイスのうち85%がiPhone 6のものであったと述べている(もっとも、両製品とも発売から1カ月も経過していない時点でのデータであることに留意されたい)。一方、「Windows Phone」のアクティベーション数は6四半期連続で、全機器の1%にとどまっている。
四半期毎に発表されるGood Technology Mobility Index Reportは、アプリコンテナリゼーションやモバイルデバイス管理(MDM)などを統合した製品「Good Dynamics Secure Mobility Platform」などを使用する。同社の顧客ベースから得られた情報を活用しながら、企業向けアプリケーションの導入や機器のアクティベーション数の前期からの変動を洗い出したデータを提供している。世界各地で同社製品を使用している6000社以上の顧客から得られた調査結果を活用しているという。
レポートの全内容はここ(PDF)から読むことができる。