国保中央会、データのリアルタイム同期基盤を構築--事業継続性を確保

NO BUDGET 2014年11月13日 17時58分

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 公益社団法人の国民健康保険中央会(国保中央会)は、国民健康保険団体連合会(国保連合会)向けに開発した「介護保険・障害者総合支援システム」で47都道府県の国保連合会が運用するシステムと、国保中央会が運用する共同運用センターとの間でリアルタイムにデータを双方向で連携させる基盤を構築した。システム障害や災害時におけるデータ損失を防ぐとともに、事業継続性を支えるという。日本オラクルが11月12日に発表した。

 リアルタイムデータ統合ソフトウェア「Oracle GoldenGate」の導入で47都道府県の国保連合会が個別に運用している介護保険・障害者総合支援システムを新たに設置した共同運用センターに集約化し、共同運用センターと国保連合会のシステム間でリアルタイムにデータを同期できるようになった。

 運用の負担を減らしてコスト削減を図る一方、国保連合会のシステムを従来通り運用できるシステムが実現したという。GoldenGateはシステム障害発生時に問題の切り分けがしやすく、シンプルな構成を取れることから、調査から復旧までにかかる時間を短縮したと説明する。

 取り扱うデータ量は、介護保険システムで年間約1億3000万件以上、障害者総合支援システムでは年間約1100万件以上と大規模であり、今回の同期でデータを保全できるという。GoldenGateのデータ同期機能で全国47都道府県の国保連合会のシステムから共同運用センターへ接続する際にも、共同運用センターのネットワークがボトルネックにならず、安定したデータ連携基盤を運用できるとしている。

 データ連携システムの選定では、これまでも国保連合会のシステム基盤として稼働していた「Oracle Database」との親和性が高く、連携データサイズが少量でネットワーク負荷が低いなどの製品特性が評価され、GoldenGateの採用が決定したという。構築時には、共同運用センターと国保連合会のシステムとの双方向レプリケーションへの設計変更にも柔軟に対応した点も評価された。

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