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2015年は日経平均2万円が見えてくると予想

ZDNet Japan Staff

2014-11-14 11:09

 「来年のことを言うと鬼が笑う」というが、11月も半ばになったので、株式相場は来年のイメージを探りながら動く段階に入ってくる。今日は、2015年のイメージについて楽天証券経済研究所のチーフ・ストラテジスト、窪田真之氏の分析を紹介する。

来年は日経平均2万円が見えてくる年になると予想

 これまでの窪田氏の予想は「2015年3月に日経平均が1万8000円に上昇する」だった。今のところ、予想通りの進捗となっている。今回、暫定的だが、「来年12月に日経平均が2万円に上昇する」という予想をたてた。

 暫定的と言っているのは、2015年10月に消費税率10%への引き上げがあるかないかが、現時点でわからないからだ。とりあえず「消費税引き上げが延期される」という仮定のもとで、来年の予想をたてた。

■日経平均の推移:1998年12月~2014年11月(13日まで)


(注:楽天証券経済研究所が作成)

2014年は「踊り場」--2015年に離陸

 2014年の日本経済は、予想外の停滞局面となった。2015年はようやく景気が離陸するだろう。以下の5つの要因が、回復に寄与すると考えられる。

(1)円安効果

 1ドル115円台まで進んだ円安効果が、輸出企業の業績拡大に寄与する。これまで円安にもかかわらず輸出の回復が鈍かったのは、アメリカを除く世界の景気が停滞していたからだ。日本企業の輸出競争力は着実に強化されている。 円安は、輸出だけでなく内需にもプラスに働く。今後、円安効果で設備投資の国内回帰の動きが出ると考えられる。また、国内の観光業も訪日外国人の増加で潤っている。

(2)アメリカ景気が好調維持

 アメリカ景気は好調を維持すると予想される。シェールガス・オイル革命の影響は、予想以上に大きいと考えられる。アメリカが資源国の成長エネルギーを吸収しているイメージだ。アメリカのシェールガス・オイル増産のあおりで、資源輸出を頼りに成長してきた新興国は2015年も低迷が続きそうだ。その代表がブラジルとロシアだ。一方、資源を輸入に頼っていたインドは、2015年も高成長が続きそうだ。

(3)原油価格下落の恩恵

 高いエネルギーコストに苦しむ日本に大きなメリットがある。円安の負の側面として輸入物価の上昇があるが、原油価格の下落がある程度相殺する。

(4)今年の消費増税の影響は低下へ

 4月の消費増税のマイナス効果は、2015年になくなる。少なくとも2015年9月までは消費も少しずつ元気を取り戻すだろう。問題は、2015年10月に消費税10%への引き上げが行われるか否か、現時点で不明なことだ。窪田氏は安倍首相が消費増税の延期を決めると予想しているというが、もし10月に増税が行われる場合は、そこから消費は再び落ち込むことになるという。

(5)追加の経済対策

 日銀が既に追加金融緩和を実施しているが、これに加え、政府が景気てこ入れの経済対策を打ち出してくる可能性が高いと考えられる。

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