米Gartnerは米国時間11月11日、“モノのインターネット(Internet of Things:IoT)”につながるデバイスが2015年には前年比30%増の49億個になるとの予測を発表した。IoTによる全体のサービス投資が2015年には695億ドル、2020年には2630億ドルになると予測した。
今後数年のうちに、モノには何らかのインテリジェンスが埋め込まれて、つながるというのが一般的になり、主力製品やサービスに急速に浸透すると予測している。
Gartnerのバイスプレジデント兼フェローのSteve Prentice氏は、「単に製品やサービスをデジタル化することではなく、新しいビジネスモデルや価値ある提案を創り出すことが、破壊的インパクトや、競争相手への脅威、競争機会となることを情報最高責任者(CIO)は理解しなければならない。企業は、スマートなモノから得られる情報に関して、情報を収集して分析したいという意思と情報の紛失や悪用によるリスクとのバランスを取る必要がある」とコメントしている。
2017年末までに、20%の企業はIoTのデバイスやサービスを活用したビジネスを守るためのセキュリティを持つようになると予測している。
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