株価売上高倍率(PSR)が高い銘柄の投資判断

ZDNet Japan Staff 2014年12月03日 10時54分

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 12月2日の日経平均は、73円高の1万7663円だった。堅調相場が続くと予想される。今日は、株価売上高倍率(PSR)が高い銘柄の投資について、楽天証券経済研究所のチーフ・ストラテジスト、窪田真之氏の考えを紹介する。

PSRの計算方法

 PSRは以下のように計算する。

 PSR=<株式時価総額>÷<売上高>

 PSRは、売上高と比べて株式時価総額がどれだけ大きくなっているか測る指標だ。株価が割高か割安か判断するのに使われることがある。

PSRの使い方

 窪田氏は、以下の2つの方法で使っているという。

(1)成長期待の高い小型株が買われ過ぎでないか?

 成長期待の高い小型株でPSRが極めて高くなることがある。売上高がまだ小さい内に、成長に対する期待で投資家がどんどん株を買い上げて行くと、PSRが高くなる。PSRが20倍を超えている銘柄は、株価が割高で売り候補となることもある。

(2)製造業大型株が売られ過ぎでないか?

 業績不振の製造業大型株でPSRが低いものに注目する。業績不振が一時的で、先行き業績回復が期待できるならば、買い候補となる。製造業の大型株で、PSRが0.5倍を割れているものをチェック対象としている。

(3)PSRが20倍を超えている銘柄リスト


(注)PSRは、売上高に前期実績を使うか今期予想を使うかによって異なる値になる。ここでは、12月2日時点の時価総額を今期売上高(会社予想)で割って計算している。▲は赤字を示す。CYBERDINE(7779)の時価総額とSRは種類株を除く普通株のみをベースとした計算。各社資料などから楽天証券経済研究所が作成

 成長の夢があってPSRが20倍を超えている銘柄は、株価が乱高下する傾向があるので短期投資の対象としては面白いが、長期投資には向かないと窪田氏は考えているという。

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