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NYダウが下落、買い場の判断を継続--12月15日週の日本株見通し

ZDNet Japan Staff

2014-12-15 10:56

 12月8日週の日経平均は549円安の1万7371円で、1週間でマイナス3.1%だった。原油急落が世界経済に与えるマイナス影響に焦点が当たった1週間だった。

 NYダウは、原油急落で業績が悪化する石油関連株を中心に下がってマイナス3.8%だった。原油への依存度の高いロシア株(RTS指数)はマイナス12.1%、ドバイ総合株価指数はマイナス13.8%と、下落率が大きくなった。楽天証券経済研究所のチーフストラテジスト、窪田真之氏の分析を紹介する。

 今週は、衆院選挙で自民党が事前予想通りに大勝したことは、外国人が日本株を買う材料となるが、NYダウの下げが続いていることは売り材料となる。CME日経平均先物(円建て)は先週末(12日)に1万7155円まで下がっている。週初、下げて始まれば、日本株の買いの好機となると予想される。

原油が下げ止まらず

NY原油先物WTI期近:2014年4月1日~12月12日


(出所:ブルームバーグ)
  1. 米国でシェールオイル増産が続いていること
  2. OPECが原油減産で合意できなかったこと
  3. 世界景気の停滞によって世界的に原油需要の伸びが鈍くなっていること

 などを背景に、原油価格の下げが加速している。

石油関連株を中心に、NYダウが下落

NYダウ週足:2013年1月14日~2014年12月12日


(出所:楽天証券経済研究所が作成)

 シェールガス・オイル増産によるエネルギー価格低下の恩恵を受けて、米景気は好調だ。原油価格下落は、巨大なエネルギー消費国のアメリカ経済にとって、トータルでみてプラスだ。ただし、エクソンモービルなど、石油関連企業にとってはダメージとなる。先週は、原油価格急落でダメージを受ける石油関連株の下げにより、NYダウは急落した。

 NYダウは、好調な米経済を背景に、2013、14年は、安定的に上昇基調が続いている。何回か、上昇局面の中でスピード調整しているが、それは(1)米金融緩和終了への不安、(2)世界景気減速懸念などが背景になってきた。

 今回、原油価格急落によるマイナス面に焦点が当たって、NYダウが下げてきているが、いずれ米景気好調を再確認できれば、再び、上昇トレンドに戻ると考えられる。ただし、短期的にはまだ下げ止まり感がなく、警戒が必要だ。

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