ソニーの情報流出、ハッカーがさらなる公開予告とメッセージ提示

Donna Tam (CNET News) 翻訳校正: 編集部

2014-12-16 08:22

 Sony Pictures Entertainment(SPE)から取得したプライベートな通信内容を公開しているハッカー集団は米国時間12月14日、自分の電子メールの公開を回避するチャンスを同社従業員らに与えると述べた。Re/codeが報じている。

 従業員らは、Guardians of Peaceと名乗る同集団に連絡する必要がある。同集団は、以下のように述べている。

 「SPE関係者へ。われわれはSony Pictures従業員の電子メールとプライバシーを公開する計画だ。自分のプライバシーを公開されたくない者は、データを除外するために名前と役職を連絡してほしい」

 このメッセージによると、「さらに興味深い」データがさらに大量に準備されているという。ハッカーを自称する同集団は、盗んだデータを公開する場として選択されることの多いサイトであるPastebinとFriendpasteにこのメモを投稿した。ソニーにコメントを求めたが、直ちに回答は得られなかった。

 この数週間、ソニーにとっては厄介な日々が続いている。11月にハッカーらに盗まれた社内文書や電子メールが、ファイル共有ネットワーク上に段階的に公開されている。最後にデータが公開されたのは12月13日だ。また、未公開作品を含む複数の映画も流出した。

提供:FREDERIC J. BROWN/AFP/Getty Images
提供:FREDERIC J. BROWN/AFP/Getty Images

この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。

ZDNET Japan 記事を毎朝メールでまとめ読み(登録無料)

ホワイトペーパー

新着

ランキング

  1. ビジネスアプリケーション

    生成 AI 「Gemini」活用メリット、職種別・役職別のプロンプトも一挙に紹介

  2. セキュリティ

    まずは“交渉術”を磨くこと!情報セキュリティ担当者の使命を果たすための必須事項とは

  3. セキュリティ

    迫るISMS新規格への移行期限--ISO/IEC27001改訂の意味と求められる対応策とは

  4. セキュリティ

    マンガで分かる「クラウド型WAF」の特徴と仕組み、有効活用するポイントも解説

  5. セキュリティ

    VPNの欠点を理解し、ハイブリッドインフラを支えるゼロトラストの有効性を確認する

ZDNET Japan クイックポール

所属する組織のデータ活用状況はどの段階にありますか?

NEWSLETTERS

エンタープライズコンピューティングの最前線を配信

ZDNET Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]