原油急落で業績が悪化する企業

ZDNet Japan Staff 2014年12月16日 10時35分

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 12月15日の日経平均は272円安の1万7099円だった。原油急落が世界経済に与えるマイナス影響に焦点があたり、世界的に株が売られる流れを受け、日本株も売られた。楽天証券経済研究所のチーフストラテジスト、窪田真之氏の分析を紹介する。

 原油の急落は、長い目で見れば、世界経済にプラスだ。ただし、短期的には、マイナス面が先に表面化する。足元は、原油急落のプラス面よりもマイナス面が意識されやすい相場になっている。また、朝方、発表された12月の日銀短観がややネガティブであったことも、下げにつながった。

朝8時50分発表の12月の日銀短観はややネガティブ

大企業製造業DI:2012年3月~2014年12月(実績)、2015年3月は予測値


(出所:日本銀行)

 日本の景気動向をよく表すとして注目の高い大企業製造業DIは、2013年に大幅上昇したが、2014年以降、なだらかな低下が続いている。4月から消費増税で低下するのはわかっていたが、12月には持ち直すと予想されていた。

 ところが、今回出てきた値は、12月が微減、さらに3月の予測値も微減だった。景気回復力の弱さが意識される。ただし、景況判断の分かれ目である±0は上回っているので、まだ、鈍いながらも回復は続いていると判断される。

大企業非製造業DI:2012年3月~2014年12月(実績)、2015年3月は予測値


(出所:日本銀行)

 次に注目される大企業・非製造業DIは、持ち直しつつあり、ポジティブだった。

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