Oracleは米国時間12月17日、第2四半期決算を報告した。Software-as-a-Service(SaaS)、Platform-as-a-Service(PaaS)、Infrastructure-as-a-Service(IaaS)の3層のクラウドプラットフォームを提供する戦略が功を奏して、業績は予測よりも堅調だった。
しかし、業績発表の直後に行われた電話会議では、過去3カ月の業績以外にも話が及んだ。
Oracleの会長兼最高技術責任者(CTO)のLarry Ellison氏はアナリストや投資家たちに対し、同社が2015年はパートナーでもあり、ライバルでもあるCRMベンダーのSalesforce.comに追いつき、さらには追い越すと約束した。
共同最高経営責任者(CEO)はくすくすと笑いながら、Oracleの方が製品ポートフォリオが豊富だと述べ、その豊富さで戦うつもりであることを言外に示した。
ハードウェア製品もソフトウェア製品も擁するOracleは、(長い歳月にわたる開発期間を経た後の)ここ数年はクラウド戦略を推し進めてきたが、2014年に入ってから取り組みを本格化し、顧客を大幅に増やした。
会計年度2015年の第2四半期には、SaaS、PaaS、IaaS製品の売り上げが前年同期比45%増の5億1600万ドルに伸びた。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。