野村総合研究所(NRI)と東洋ビジネスエンジニアリング(B-EN-G)は12月19日、統合基幹業務システム(ERP)事業の強化のため、資本業務提携に合意したと発表した。NRIは12月19日付けでB-EN-Gの親会社東洋エンジニアリングなどから、発行済株式総数の14.0%に当たる株式84万株を取得する。
提携によりNRIのコンサルティング力と、製造業向けERP導入に関するB-EN-Gのノウハウを合わせることでERP関連製品やサービスの提案活動体制強化を図り、両社のERP事業の拡大を目指すとしている。
NRIは、経営課題に対するコンサルティングからシステム開発、運用まで製品やサービスとして提供できる強みを持ち、B-EN-Gは、ERPシステムの構築や導入支援サービスを中心として事業を展開、製造業向けの生産管理システム構築で豊富な導入実績を有していると説明している。