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NYダウの上昇トレンド続く--12月22日週の日本株見通し

ZDNet Japan Staff

2014-12-22 10:58

 12月22日週の日経平均は250円高の1万7621円だった。先週前半は、原油急落への不安から世界株安が続き、日経平均は1万6600円台まで急落した。ところが、米FOMC(金融政策決定会合)議事録の「緩和的状況が相当な期間続く」との文言を受けて米国株が急反発してから、世界的に株が上昇し、日経平均も急反発した。楽天証券経済研究所のチーフストラテジスト、窪田真之氏の分析を紹介する。

 原油急落は、ロシアなど産油国の経済にダメージを及ぼすが、日米など先進国にはプラスとの見方を再確認した形となった。

米景気好調で、NYダウの上昇トレンド続く

 先週は、NYダウが急反発した。先々週、原油安・ロシア経済への不安で急落した分を、ほぼ取り返した形だ。

NYダウ週足:2013年1月25日~2014年12月19日


(出所:楽天証券経済研究所が作成)

 NYダウが急反発した直接のきっかけは、米FOMC(金融政策決定会合)議事録に「緩和的状況が相当な期間続く」との文言があったことだ。ただし、NYダウ上昇の背景はそれだけではない。12月の米クリスマス商戦が好調と考えられること、イエレンFRB議長が、ロシア経済が悪化しても米景気への影響は限定的という趣旨の発言をしたことも追い風だった。

 「米景気は好調でも、金融緩和的状況が続く」と、株式市場にとってベストな組み合わせに米経済があることを示唆した形となった。

 原油価格下落は、米国株に2つの追い風をもたらしたことになる。

  1. エネルギー価格低下で家計の可処分所得が増加し、米国の消費を押し上げる効果
  2. インフレ率の低下によって、早期の金融引き締めの必要を低下させた効果

今週の日経平均は、続伸を見込む

 日本は、原油急落の恩恵をもっとも大きく受ける国だ。NYダウが反発し、為替も1ドル119円台の円安水準に戻ったことで、年末までにもう1回、1万8000円をトライすると予想する。先週末のCME日経平均先物は1万7715円に上昇している。

日経平均週足:2013年1月1日~2014年12月19日


(出所:楽天証券経済研究所が作成)

 ただ、NYダウ1万8000ドル、日経平均1万8000円は、節目として意識されやすくなっている。今週の日経平均は続伸を見込むが、1万8000円が近づくと、戻り売りも増える。一本調子の上昇とはならないだろう。

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