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12月決算の好配当利回り銘柄 - (page 2)

ZDNet Japan Staff

2014-12-25 11:09

中間配当のない会社を買えば得、とは限らない

 今日投資して、すぐに年間配当金をすべて受け取る権利が確定するならば「お得」と感じるかもしれない。現実には、必ずしもそうではない。

 配当利回りが高い銘柄ほど、配当受取権が確定する日が近づくにつれて配当取り買いが入って株価が上昇し、配当落ち日(配当を受け取る権利がなくなる日、12月26日)に、株価が下落する傾向があるからだ。株価が、配当取りと推定される買いで11~12月に大きく上昇している場合は、買いを避けたほうが無難かもしれない。

 東計電算(4746)は、11~12月に配当取り狙いと推定される買いで株価が上昇している。これはあくまでも、窪田氏の経験則に基づく判断だが、今日すぐに買うのは得策でないだろう。

東計電算の週別株価推移:10月1日~12月24日


 一方、トレンドマイクロ(4704)は、会社が配当金の予想額を公表していないことも影響して、11~12月に株価が大きく上がっているとはいえない状態だ。今日すぐに投資するならば、窪田氏はトレンドマイクロ(4704)の方がいいと話す。

減配リスクの低い銘柄を選別することが大切

 配当利回りは確定利回りではない。減配があると利回りが低下する。株価が下がることもある。好配当利回り銘柄に長期投資する際は、なるべく減配リスクの低いものを選ぶことが大切だ。

 参考として掲載した7銘柄は、減配リスクが比較的低いと、窪田氏が判断した銘柄だ。減配リスクが低いものを選ぶために、以下の基準を使って選別した。

(1)予想配当利回り2%以上

(2)連結配当性向が65%以下

 利益のすべてを配当金にまわすと配当性向は100%になる。配当性向が高すぎる銘柄は、利益が減るとすぐに減配になる傾向がある。したがって、配当性向が65%以下の銘柄に絞っている。

(3)経常利益率が9%以上

 利益基盤がしっかりした会社を選んだ方が良いので、経常利益率9%以上としている。

(4)自己資本比率(9月末時点)40%以上

 自己資本比率が低く、借金が多い会社は、減配リスクが高くなる。したがって、自己資本比率40%以上を条件としている。

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