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新着記事集:「負荷分散」

今期業績の上ぶれ、下ぶれが予想される銘柄リスト

ZDNet Japan Staff

2014-12-26 10:45

 年末が接近している。今期(2015年3月期)もあと残すところ、第4四半期(1~3月)だけとなった。

 今日は、現時点で公表されている会社予想利益を、市場予想(アナリスト予想利益の平均)と比較し、かい離の大きい銘柄を抽出した。自動車・電機に、利益の上ぶれが期待される銘柄が多い一方、石油関連株に利益の下ブレが懸念される銘柄がある。楽天証券経済研究所のチーフストラテジスト、窪田真之氏の分析を紹介する。

今期業績予想の上方修正が期待されている銘柄群

 以下の方法で、今期経常利益の市場予想が会社予想を上回る銘柄群をピックアップした。

  1. 集計対象:東証LARGE100(大型株)に属する3月期決算企業で、今期経常利益の予想を公表済みの企業。
  2. 市場予想と比較:今期経常利益のIFISコンセンサス予想(アナリストが予想する利益の平均)を、市場予想とした。
  3. 一時損益の変動が大きく市場コンセンサスの信頼性が低い銘柄は除去

2015年3月期経常利益の市場予想が会社予想を7%以上、上回る20銘柄


(出所:12月25日時点のIFISコンセンサス予想より楽天証券経済研究所が作成)
(注:金額は億円以下四捨五入、SEC基準またはIFRS採用企業については、連結税前利益を経常利益として集計)

 自動車株には、マツダ(7261)・スズキ(7269)・日産自動車(7201)・富士重工業(7270)・トヨタ自動車(7203)など、今期利益が会社計画を上回る可能性の高い銘柄が多数ある。自動車株は、来期(2016年3月期)も増益が期待できる銘柄が多く、投資対象として有望と考えられる。

 現在、タカタのエアバック大量リコール問題が、日系自動車メーカー全体への不安につながり、自動車株の上値を抑えている。タカタ問題の処理が一巡すれば、改めて業績拡大を評価して自動車セクター全般に上値を追う展開になると予想している。

 また、個別では、任天堂(7974)の今期市場予想が、会社予想を41%上回っていることが注目できる。円安進行で為替差益が発生することに加え、秋以降発売された3DS用ゲームソフトの販売が軒並み好調で、今期業績の上ブレ期待が高まっている。久々に任天堂の復活を感じさせる展開となっている。

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