
ウェアラブル製品
ウェアラブル製品は2015年に爆発的に増加する見込みであり、Androidが力を発揮できる可能性がある分野だ。しかし、筆者がこれまでに見た「Android Wear」デバイスは、何か新しく、これまでにないものを提供するデバイスというよりも、スマートフォンの小さなセカンドスクリーンのような感じだった。
そしてこの状況は悪化の一途をたどろうとしている。
2015年に起こると筆者が予想するのは、Androidのハードウェアメーカーが、多少のデザインの違いとブランド名以外はそっくりなデバイスで市場をあふれさせ、それから価格戦争が発生して、それがイノベーションをさらに妨げるということだ。これらすべての結果として、ウェアラブル製品はイノベーションに失敗するだろう。市場には、それを支えるだけの余地はないからだ。
それからセキュリティもひどく弱いため、てこ入れが必要だ。
いずれの要素からも、2015年がAndroidで動くウェアラブル製品にとって良い年になる兆しは見えない。
提供:Google