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MS、新軽量ブラウザ「Spartan」を「Windows 10」向けに開発か

Mary Jo Foley (Special to ZDNet.com) 翻訳校正: 編集部

2014-12-30 10:03

 Microsoftが「Internet Explorer(IE)」にいくつかの大きな変更を「Windows 10」において加えようとしているという話が出てきてしばらく経つ。同社は、IEを「Chrome」や「Firefox」により近い「Spartan」ルック&フィールにするという。

 しかし、少なくとも筆者の情報筋によると、実際に起こっているのは、Microsoftが開発コード名「Spartan」というIE 12ではない新しいブラウザを開発しているということのようだ。


 Microsoft Student Partnerを率いるとともにモダンバージョンのVLCの開発者でもあるThomas Nigro氏は12月に入り、Microsoftが新しいブラウザを開発中だという話を聞いたとツイートしている。Nigro氏は、この話を「LiveTile」ポッドキャストの12月のエピソードで聞いたと述べている。

 SpartanはMicrosoftのJavaScriptエンジン「Chakra」と、同じく同社のレンダリングエンジン「Trident」(WebKitではない)を依然として採用すると情報筋は述べている。NeowinのBrad Sams氏が9月に報じたように、新しいブラウザのルック&フィールはChromeやFirefoxのようになり、エクステンションをサポートするようになる。Sams氏は12月、Microsoftが異なる2バージョンのTridentに取り組んでいると伝えているが、このことは、同社が異なる2種類のTridentベースのブラウザを用意しているという主張を下支えすると思われる。

 しかし、筆者の情報筋が正しいなら、SpartanはIE 12ではない。代わりにSpartanは、Microsoftが開発している新しい軽量ブラウザだ。

 Windows 10は(少なくともデスクトップバージョンは)、SpartanとIE 11を搭載すると筆者の情報筋は述べている。IE 11は、下位互換性のために搭載される。Spartanは、デスクトップとモバイル(携帯電話/タブレット)版のWindows 10で提供されると情報筋は述べている。

 Spartanは現時点において単なる開発コード名だ。筆者の情報筋は、この新しいブラウザが登場する際にMicrosoftがどのような名前で呼ぶ計画なのかについて把握していない。IEチームは12月に入り、Redditの「Ask Me Anything」において、同チームがIEの名称変更を考えており、それにより、さらに標準に準拠した今日のIEが過去のプロプラエタリなIEと非常に異なることをユーザーに認識してもらおうとしていると述べた。

 Microsoftは、Windows 10の機能をさらに明らかにする米国時間1月21日にSpartanを披露する可能性がある。しかし、筆者の情報筋は、2015年に入ってテスター向けに提供されると考えられる1月のWindows 10テクニカルプレビューおよびモバイルプレビューに向けて、Spartanが十分に機能するようになっているかについて、確証を得ていない。Spartanがテストビルドに含まれるのは、それより後になる可能性があると同情報筋は述べている。

 MicrosoftがSpartanブラウザを「Android」や「iOS」などの非Windows OSに最終的に移植するかは不明だ。IEチームは数カ月前、MicrosoftがIEを非Windows OSに移植する計画がないと述べている。しかし、SpartanはIEではない。そして、今日、Microsoftは自社ソフトウェアやサービスの多くを非Windows OS向けに移植している。そのため、筆者は、将来的に移植の可能性があるのではと見ているが、どうだろう?

この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。

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