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下げ止まらない原油価格--日本株は買い場と判断

ZDNet Japan Staff

2015-01-07 11:03

 6日の日経平均は525円安の1万6883円と急落した。

  1. 原油急落が産油国や原油関連企業にダメージを与える不安
  2. ギリシャが緊縮財政を放棄してユーロから離脱する不安
  3. 5日のNYダウが原油関連株中心に331ドル安と急落したこと
  4. 為替が一時1ドル118円台まで円高になったこと

が嫌気された。

 ここは、日本株の買い場と判断する。ただし、6日にニューヨ-クの原油先物が1バレル47.93ドルまでさらに大きく下がったことを嫌気し、6日のNYダウは130ドル安と続落し、CME日経平均先物(円建)は一時1万6715円まで下がった。今日の日経平均は続落して始まる見込みだ。為替は、7日の日本時間午前6時現在1ドル118.58円だ。楽天証券経済研究所のチーフストラテジスト、窪田真之氏の分析を紹介する。

下げ止まらない原油価格

<NY原油先物価格WTI期近:2014年4月~2015年1月5日>


(注:楽天証券経済研究所が作成)

 米国が非在来型原油(シェールオイル)の大増産に動いていることが、原油価格急落の最大の原因だ。さらにOPECの盟主であるサウジアラビアが減産せず原油下落を放置していることが下げに拍車をかけている。

 サウジは、原油価格が下がることによって米国のシェールオイル採掘業者が採算割れとなり、増産に歯止めがかかることを狙っていると言われている。

 確かに長い目で見れば、サウジの狙い通り、原油下落で高コストのシェール油田は生産を停止せざるを得なくなるだろう。ただし、それには時間がかかる。生産を開始したばかりの油田は、たとえ原油価格が採算割れまで下がっても、すぐに生産を停止するわけにはいかない。米国産原油は、原則、米国内で消費されるため、輸送コストをあまりかけずに販売できるメリットもある。

 米国のシェールオイル生産コストは場所により差が大きく、1バレル40~80ドルと幅広く分布している。原油急落によって既にコストの高い一部の採掘業者には財務への不安が生じている。一方、今の原油価格でも採算が取れ増産余地のある業者もある。米国のシェールオイル供給がはっきりと減少に転じるには、かなり時間がかかる見込みだ。

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