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下げ止まらない原油価格--日本株は買い場と判断 - (page 3)

ZDNet Japan Staff

2015-01-07 11:03

ギリシャ問題で過度な悲観は不要

 原油急落と並んで、世界の金融市場を不安に陥れているのが、ギリシャの政治情勢だ。ギリシャでは、これまで緊縮財政を続けてきた与党ND(新民主主義党)への国民の不満が高まり、反緊縮財政派の野党Syliza(急進左派連合)の支持率が高まっている。1月25日に実施されるギリシャの議会選挙では、Sylizaが最大政党となる可能性が高い。

 Sylizaが政権をとって緊縮財政を放棄すると、ギリシャはEUに留まることが認められなくなると考えられている。そうなると、再びギリシャのソブリン(国家)債務の不安が高まる可能性がある。

 ただし、以下の2つの理由から、ギリシャ問題が世界景気を悪化させる可能性は低いと考えられる。

  1. ソブリン(国家)債務不安の再燃がギリシャだけに留まるならば、世界への影響は限定的。2009~10年のように、ギリシャの不安がスペインやイタリアに飛び火すると、世界の金融市場に大きな動揺が広がるが、現時点で、その可能性は低いと考えられる
  2. ギリシャ総選挙でギリシャ与党NDが予想以上に健闘する可能性も残されている。NDは「与党敗北ならEU離脱になる」と訴えて選挙戦に臨む。緊縮財政に強い不満を持つギリシャ国民も、EU離脱が争点になると政権転換に慎重になる可能性もある。また、予想通り、野党Sylizaが勝っても、EU離脱を避けるために妥協して、一気に緊縮財政を放棄することは断念する可能性もある

日本株は買い場と判断

 2015年に日本の景気・企業業績が回復に向かい、日経平均が年末2万円に達するとの見方は変わらない。日経平均が大きく下げている今は、日本株の買い場と判断できる。

 日経平均は年初から急落したが、昨年半ばから始まっている上昇トレンドは崩れていないと考えられる。

(日経平均週足:2013年1月~2015年1月6日)


(注:楽天証券経済研究所が作成)

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