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逆オイルショック懸念は続く--日経平均は買い場

ZDNet Japan Staff

2015-01-09 10:43

 8日の日経平均は281円高の1万7167円だった。7日のニューヨ-ク市場でWTI原油先物が反発したことをNYダウも好感した流れを受けた。原油下落でメリットを受ける海運、空運、ゴム(タイヤ)株の値上がり率が高くなった。

 8日のNYダウは323ドル高の17,907ドルと大幅に続伸した。良好な米経済や、デフレ懸念の高まった欧州でECB(欧州中央銀行)が追加緩和に踏み込む見通しが強まったことが好感された。WTI原油先物は、前日比0.14ドル高の1バレル48.79ドルと小幅に続伸。楽天証券経済研究所のチーフストラテジスト、窪田真之氏の分析を紹介する。

 ※ WTI原油先物はオープンアウトクライ価格

原油が反発した方がNYダウも日経平均も上昇しやすい

ニューヨークのWTI原油先物(期近)の動き:2014年12月23日~2015年1月8日


 冒頭の文章を見て、「あれ、変だ」と思った方もいるかもしれない。7日の「原油先物反発」を受け、8日に日本で「原油安メリット株が大きく上昇」という話だ。原油安メリット株が、なぜ原油が反発した日に買われるのだろうか?

 それは、こういうわけだ。原油の下げがあまりに急できついと、「逆オイル・ショック」で世界景気が悪化する懸念が高まる。そうなると、原油安メリット株でも、需要が減少して業績が悪化する懸念が生じる。1バレル50ドルを割れるような下げは、逆オイルショックの不安を高めるために、原油安メリット株も含めて、株は全般に売られてしまうわけだ。

 世界景気にとって都合がいいのは、NY原油先物が1バレル60ドル程度まで戻って、そこで安定することだ。1バレル60ドルでも、原油安メリット株は十分に大きなメリットを受ける。世界景気がショック安になるのを防ぐために原油が60ドル辺りまで戻った方が、原油安メリット株も買われやすいのだ。

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