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三国大洋のスクラップブック

「USB Type-C」に肩入れするアップル--Thunderbolt、Lightningは「引退」か - (page 2)

三国大洋

2015-01-11 08:00

 AppleがiOS端末の端子をそれまでのUSBケーブル(30ピンのもの)からLightningに切り替えたのがつい2~3年前のこと(2012年秋に出たiPhone 5とiPad miniから)。広く流通していた汎用USBケーブルが使えなくなり、「割高な専用ケーブルやアダプタを買わなくてはならない」「Appleが認証していない、安いLightningケーブルはすぐ使えなくなる」などと、ちょっとした騒動になっていたのもまだそれほど昔のことではない。

 そんな経緯も踏まえてみると、Appleがすぐにまた新たな規格の端子やケーブルに切り替える、というのは少し考えにくい。Macだけならまだしも、iOS端末までというのはどうかという感じもする。

iPhone/iPadまで欲張るかどうかに注目

 その一方で、2014年3月には欧州連合(EU)の欧州議会で「モバイル端末用ケーブル/端子の一本化」を義務付ける法案が承認された。この義務化の目的は、端末買い換えの度にゴミになるケーブル類の削減とされており、発効は2017年から…。Appleに与えられた猶予期間はあと2年弱ということになる。

 「すでにLightning―Micro USBアダプタ(値段は19ユーロ)がEU限定で売られている」と、この件に触れたEE Timesのコラムにあるので、AppleがiOSまで欲張ってUSB Type-C採用に切り替えるかどうかは無論わからない。ただ「どうせ新しいものにするなら、より使い回しの効くものを」という判断があっても不思議はない。少なくとも、Lightning採用の際によくいわれていた大きさ(製品デザイン上の柔軟性)はType-C端子の場合はとくに問題にならなそうにも思える。

 Ars Technicaの下記の記事には、USB Type-CとLightning、Micro USBの端子を並べた写真(それぞれの大きさがわかる)やType-Cのピンの配列を示した図解もある(この図解をみると、どうして上下もしくは表裏を気にせずに挿せるのかがよくわかる)。この記事には「今回のCESでもさまざまな発表があったが、みんながいずれ使うようになるのはこのUSB 3.1 and Type-Cだけ」といった意味の見出しが付されている。

(敬称略)

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