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銅も急落、資源価格上昇のスーパーサイクルは終焉か

ZDNet Japan Staff

2015-01-15 11:50

 原油急落の影響が、国際商品市況全般に広がってきた。1月13日にロンドン金属取引所(LME)の銅3カ月ものが1トン5860ドルと節目の6000ドルを割り込んだことを受けて、14日の東京株式市場では銅関連銘柄および原油関連銘柄の下落率が大きくなった。楽天証券経済研究所のチーフストラテジスト、窪田真之氏の分析を紹介する。

銅が急落

 原油下落に引っ張られるように、銅やニッケルなど、商品市況が全般に下げ足を速めている。

LME銅3カ月もの価格推移:2014年1月~2015年1月13日


(出所:ブルームバーグより楽天証券経済研究所が作成)

銅関連企業の株価も下落

 銅急落を受けて、14日の東京株式市場では、銅関連銘柄が急落した。

銅鉱山への投資額が大きい日本企業の14日の株価変動


 銅鉱山への投資額が大きい会社が多いのは、業種でいうと非鉄と商社だ。銅精錬事業(銅鉱石を仕入れて精錬する事業)はかつて非鉄大手企業の主力事業の1つだった。2000年代に入って、世界的に銅鉱山の力が強くなり、精錬マージン(利ざや)の縮小が続いたことから、各社とも精錬事業を縮小し、鉱山への開発投資を増加させていった。

 一方、大手総合商社は、海外で積極的にさまざまな資源権益の取得を行ってきた。LNG・原油・石炭・銅・鉄鉱石などへの投資が膨らんでいる。

 そういう流れの中で、住友金属鉱山(5713)は住友商事(8053)共同で、チリのシエラゴルダ鉱山に大型投資を実行した。その開山式が昨年10月に行われたばかりだ。ただ、鉱山開発中に銅価格の下落が続いたため、鉱山収益が今後どうなるか懸念がある。

 JX HLDG(5020)は、子会社のJX日鉱日石金属を通じて、三井金属鉱業(5706)とともに、チリのカセロネス鉱山に大型投資を行っている。また、丸紅は、チリのエスペランサ鉱山などに大型投資を行っている。

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